筑後川 鱸(シーバス) 研究

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筑後川において有明鱸(シーバス)を釣るにあたって、タックル以外にも必要な装備があります。

「絶対に必要なもの」から「あれば便利なもの」まで、一応「絶対必要なもの」から優先順位をつけて掲示しています。



「フローティングベスト」は「絶対に必要なもの」です。

フロート材が入っているものは暑いのですが、
落水などの時にはその衝撃をフロート材が吸収してくれますので、
自動膨張式のものではなくフロート材が入ったタイプが
陸っぱりからの釣りには必要です。
自分の身を守ってくれる安全装備です。
タックルと同様に絶対必要ですから、必ず揃えてからフィールドに入るようにしてください。



mazume レッドムーンライフジャケットU


「ラインカッター」は「絶対に必要なもの」です。

はっきり言えば、これがないとラインが切れないので、「釣り」になりません。
爪切り型のものやハサミ型のものなど色々販売されていますから、
使いやすいものをチョイスすればいいと思います。



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snow peak Line Cutter

「ランディングツール」は「あれば便利なもの」です。

ランディングは、ほとんどの場合、鱸(シーバス)の下顎をしっかり及びがっちり掴んで水から引き上げます。

ちょっとフックが危険ですが、「ハンドランディング」も可能ですので、「あれば便利なもの」としていますが、「ラパラ」「フィッシュホルダー」はルアー1個分くらいの手頃な価格で機能的には問題ないので、安全なランディングのために使用を推奨します。
ただ、材質がプラスティックですので、しっかり掴まないと鱸(シーバス)の下顎から滑ることもありますので、両手を使うことになりますがフックが刺さっている付近を「フィッシュホルダー」でまず掴んで鱸(シーバス)を水中で定位させ、その状態でヘッドシェイクさせた後に、フックのない安全な側のスペースを使って、ハンドランディングで水から引き上げるのが確実です。
両手を使ってランディングする場合は、多少汚れてもお尻を地面につけて座り込むなどして自分の身体をまず安定させることが必要です。
そして、片手にロッド、もう一方の手に「フィッシュホルダー」で水中で魚を固定させた後に、静かに自分の肩と首などでロッドを固定などしてロッドを持っていた手でハンドランディングという流れになります。

オーシャングリップやポガグリップなどでランディングする場合は、鱸(シーバス)の下顎を掴んでしまえばそのままランディングできます。


RAPARA          RFH
Pro Guide PlasticFishHolder

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STUDIO OceanMark
OceanGrip OG2507

いずれにしても、最後のキャッチの場面がアングラー側の身体的なバランスを崩すことが多いので、冷静に慎重に対応して、きっちり安全にキャッチしてください。


「プライヤー」は「絶対に必要なもの」です。

主にキャッチした鱸(シーバス)からフックを外す際に使用します。
生きている鱸(シーバス)から手でフックを外すことは確実に自分の手にもフックが刺さると思ってください(笑)。
ハンドランディングの時に、誤って手にフックが刺さり、そのまま鱸(シーバス)がヘッドシェイクして暴れたことがありましたが、はっきり言って「死ぬほど痛い」です。

プライヤー16cmくらいの長さがあれば、手に馴染むものであれば何でもいいと思います。
錆がきやすいので、定期的に錆取りしたり注油してメンテナンスしてあげれば快適に使えます。


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RAPARA   RSSP6
Stainless Steel Plier
個人的には、最近は右画像のスプリットリングオープナータイプより、ストレートタイプが使いやすいと感じています。


「ライト」は夜の釣行であれば「絶対に必要なもの」です。

現在は、右上画像のキャップライトと右下画像のライトをフローティングベストに自分で固定して使用しています。
キャップライトをメインで手元ライトとして使用し、ベスト固定のライトは歩行移動時など広域で照らすときに補助的に使用しています。。
夜の釣行の場合は、ライトは必需品ですが、安全対策もあってできれば2個は必要です。
2個あれば、1個が電池切れなどの不具合があっても、予備機で何とか安全に帰ってくることができます。

「ライト」の選び方は・・・1に「使い勝手」 2に「明るさ」 3に「電池」 4に「防水機能」。
「使い勝手」や「明るさ」は個人の好みです。
「電池」は単3や単4などのものを採用し充電式電池を使用することで「エコ」でもあり、最終的にはコスト的にもお得となります。
ボタン電池式のものは軽量小型なのですが、最終的には電池代に費用がかかります。
「防水機能」は「防滴」でも「生活防水」でもいいのですが、やはり水辺で使うので、できれば何らかの防水機能があった方がよりいいです。


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下 GENTOS リゲル・クリップオン
GTR-119M
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ZEXUS ZX-210

どうしても、ツール全般に「質実剛健さ」を求めてしまいますので、1個1個ある程度の価格はしますが、堅強なものを選ぶ傾向にあります。


「小物入れ」は「あれば便利なもの」です。

細々したジョイント、スナップやスプリットリングを格納し、ひとまとめにしておくのに便利です。
フローティングベストにきれいにおさまる薄型のものを探して今はこれを使っています。
とりあえず、整理して収納できれば問題ないのです。



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Daiwa ユニットケースUC-60JR


「デジタルカメラ」は「あれば便利なもの」です。

写真で記録するのに、しばらくは携帯のカメラ機能を使っていました。
ブログやホームページでの画質の問題と夜の撮影ではフラッシュのない携帯のカメラ機能ではなかなか辛いところもあってデジカメ導入となりました。
オリンパスのこれはデジカメとしての機能はどうなのか?わかりませんが、10m水中撮影可能防水・耐ショック・耐防塵。
重くてもゴツくても10m水中撮影可能防水・耐ショック・耐防塵というこの機能があれば十分です。



OLYMPUS u1030SW


「メジャー」は「あれば便利なもの」です。

記録をとるには必要なもので、写真への写りとその長さとかさばらないことから今はこれを使用しています。
長さが測れれば何でもいいと思います。



etcMj.jpg
pisi:z ザ・メジャー タイプT


「グローブ」は「あれば便利なもの」です。

魚の鰭や鰓から手を保護してくれますし、ちょっとした岩場やテトラの移動などでも滑らずそして手を保護してくれます。
ロッドのグリップが細い時にはその違和感を軽減してくれたりします。
夏は暑いので素手のときも多いのですが、冬は防寒の意味でも装着しています。
もっとも、右のグローブは防寒機能はないので冬はもう一枚重ねたり、防寒用の別グローブを使用したりしています。



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RBB ストレッチグローブ(3本カット)



服装などについては、

夏でも、しつこいヤブ蚊を代表とした「虫」や背丈よりも高い草をヤブ漕ぎすると草負けしたりしますので、
多少暑くても長袖が必須です。
冬は、防寒をしっかりして臨みましょう。フィールドは予想以上に寒いものです。
通年で、ウインドブレーカーを1枚用意しておくと、多少の雨にも風にも寒さにも対応できますので、非常に便利で重宝します。

フィールドでは靴は重要です。
釣り専用の靴や登山靴など滑らない素材のものが一番です。
最低でも、スニーカーは必須なのです。
ビーチサンダルや滑りやすい革靴などは、確実に滑るので、安全面から以ての外。
テトラの上にのって滑って落ちると、骨折など大怪我の可能性が高いので絶対に甘く見ないことです。




装備については、「絶対に必要なもの」を揃えて、ゆっくり「あれば便利なもの」を揃えていきました。
他にも「あれば便利なもの」はたくさんありますが、できるだけ身軽にして移動したいので、これぐらいの装備にしています。
これで、フローティングベストにルアーと装備を詰め込んで、ロッドとリールのタックル片手に移動が可能で、今のところは、それほど不便はありません。




これ以前の「Tools ETC」(2008年05月更新分)の記述はこちら !

   
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